タイに進出する日本企業の数は世界一で、大手企業から新たにタイで起業する人たちなど様々です。しかし、タイは文化や習慣、国民性が日本とは大きく異なり、そこからトラブルに発展するケースもあります。
信頼できる現地パートナーを
大手企業が進出する場合は現地の企業とパートナーシップが出来上がっている場合が多いですが、初めてタイで起業する場合重要なのは、信頼できる現地パートナーを見つけることです。これはタイで成功する重要なポイントで、信頼できる現地企業が見つかれば起業もスムーズに行きますし、今後の見通しもつきます。ただ、相手の言うことを全て信用してしましますと、仕事が全く当てにならなかったり、途中で打ち切りされたりするケースもあります。また、共同経営をする場合は株の持ち株数を良く考えませんと、経営がうまく行った時を見計らって、会社を乗っ取られてしまったというケースもありますので、現地でのパートナー選びは慎重に行う必要があります。
タイに精通することが大切
さらに重要なことはタイに精通することです。タイ社会に目を向けますと、日本の常識が全く通用しないケースが多々あります。タイは日本より賄賂が横行しコネで動く社会です。日本のように純粋に会社同士の競争で成り立っているわけではありませんので、そのあたりの事情を理解しておかないと、日本人にとって大きなストレスになります。
また、会社運営していく中で、多くの起業家が頭を抱えるのが従業員の管理です。タイ人はのんびりした国民性で、細かいことを気にしない傾向があります。それが、会社運営にいい方向に行く場合と、悪い方向に向かう場合があります。また、タイ人はプライドが高いので従業員を人前で怒鳴ったりすると、タイ人にとっては最大の侮辱となり大きな問題に発展する場合があります。
このように、タイで起業する場合はタイ人の考え方や気質、社会事情に至るまで十分に精通して会社運営していくことが重要です。
弊社は、タイで起業される方の現地案内や現地企業との交渉などに対応しますので、どうぞ、ご相談ください。
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