タイでは外国からの訪問者及び帰国者については、コロナ蔓延防止のため15日間は指定のホテルで隔離される措置が取られています。そのためタイを訪れる外国人旅行者が激減しており、その対策として新たな外国人観光客の誘致策がとられています。
プーケットとサムイ島の外国人観光客誘致策
7月1日からプーケット限定で隔離なしの「プーケットサンドボックス」を開始しました。また、7月15日からはスラタニ県のサムイ島で同様の観光客誘致策がとられています。プーケットサンドボックスは1カ月月間で約1万2千人の外国人観光客を誘致して、サムイ島は初日が4名で10月までの予約は約80名と惨憺たる結果です。この原因はコロナ禍ということはもちろんプーケットでは商業施設や娯楽施設がほとんど閉鎖され、以前のような賑わいは全くなく、サムイ島も同様です。わざわざプーケットやサムイ島に来ても一日中ビーチやホテルだけでは何の魅力もないということです。
今後の外国人観光客誘致計画
タイではプーケットやサムイ島をモデルケースとして、10月には外国人観光客がたくさん訪れるバンコクやパタヤ、チェンマイなどに拡大する計画があります。これらの計画はあるものの、現在のバンコクやパタヤでは商業施設で開いているのはスーパーマーケットとコンビニ、薬局のみが午後8時までの営業で、デパートやショッピングモールなどはどこも閉鎖され、パタヤビーチやバンコクのワットポーなど観光名所も閉鎖されている状況では外国人観光客を誘致するのも厳しい状況です。さらに、バンコクやパタヤのあるチョンブリ県を含む感染者の多い都県では、夜間外出禁止令が出され午後9時以降は外出できません。
このような状況下の中で、ワクチン接種率を高めて10月までには感染者を減らして観光施設やショッピングモールなども通常営業にしたいところですが、ワクチン手配の出遅れやあまり効果のない中国製ワクチン接種により、当初計画していたワクチン接種率計画も厳しい状況といえます。
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