コロナウイルスの水際対策の緩和で今後タイ人は日本に入国しやすくなると考えられますが、さらに後押ししているのが2022年3月後半から始まった円安です。これまでの円安や円高があり、タイの通貨であるバーツにも影響しています。今回はバーツ高になったわけではなくバーツタイ米ドルではバーツは下落していますが円はそれ以上と言うことです。
ここ数年は1万バーツに対して35千円位で両替できましたが、2022年5月現在では1万バーツが38千円位になるためタイ人観光客にとっては有利です。
このように日本政府のコロナの水際対策緩和で日本に入国しやすくなるとともに円安は追い風になっています。
今後タイで外国人入国緩和されるか
2019年に中国で発生して、2020年に世界中に蔓延した新型コロナウイルスはタイでは早めの対策で感染拡大を押さえてきました。一方、観光立国と言われGDPの約20%が観光収入でそのほとんどが外国人観光客からのものです。その後タイ国内では感染者の増減により規制を緩和したり強化したりしてきましたが、外国からの入国制限は続けられたままなので、観光収入はほとんどありませんでした。
2020年の11月からはプーケットなどエリアを限定したうえで隔離期間を少なくして外国人の観光客を招致しましたが、バンコクやパタヤなど人気の観光地が含まれていないため人数は以前と比べても全く及ばない数字でした。その後も緩和を続けて、他のエリアの緩和を緩めて、タイ政府が定めた入国条件をクリアすれば隔離なしで入国できるようになりました。このような措置によって外国人のタイ入国は増えてきましたが、国の内訳ではドイツやイギリスなどコロナウイルス対策でも比較的自由に往来できる国からの訪問者が増えています。
今後のタイ渡航者の見込み
このようにタイではコロナウイルス対策を緩和して外国人が入国しやすいようにしましたが、今後タイに入国する外国人が増えるのかは相手国の政策によります。2019年のエリア別の入国者は東アジアが最も多く全体の70%でヨーロッパが15%です。国別では中国が41%でマレーシアが14%と両方の国で50%を超える入国者数になりました。
タイでは外国人入国者の人数を増やすために入国緩和措置をしていますが、最も入国者の多い中国が現在のような措置を取っている以上難しく、今後入国者が多かった国の緩和措置によるところが大きいと言えます。
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