バンコクの高級住宅街が危険な理由

タイの首都バンコクは外国人観光客にも人気のある都市です。また、東南アジアの都市としては治安が良いと言われています。旅行で訪れた外国人はまるで自分の国にいるように警戒心もなく夜遅くまで歓楽街を闊歩している姿が見られます。また、歓楽街では外国人が被害に遭うような大きな事件は起こらず、何処の国でも起こるようなスリなどの軽犯罪ばかりです。歓楽街は深夜まで人が多いこともあり事件が起こることは殆どありませんがそれはバンコク全てに言えるのでしょうか。

バンコクで危険なエリアとは

海外では貧困層が暮らすスラム街の治安が悪いと言われます。バンコクにも多くのスラム街があり、そこにはタイ人だけでなく近隣諸国から仕事を求めてきた人たちが暮らしています。スラム街は他の国と同じように治安は良くないですが、外国人がわざわざスラム街に行くこともないでしょう。しかし、バンコクには意外なところに大きな事件が起こりやすい危険なエリアがあります。そのエリアは1カ所だけでなく点在しています。ではそれはどのようなところなのでしょうか。

バンコクで危険なのは高級住宅街

バンコクには高級住宅街のエリアがあります。そこには、タイ人富裕層の閑静な邸宅や外国人が暮らす高級コンドミニアムなどが建ち並びます。そして、それらの建物は大きな通りからソイと言われる細い道が奥まで続いています。タイ人の富裕層の人たちは歩くのは貧乏人がすることと言う意識があるため、このソイを歩くことはありません。ところが、普段から歩くことに抵抗がない日本人は深夜であっても歩いてしまうことがあります。以前エカマイと言う日本人もたくさん暮らしているエリアのソイで、帰宅途中の日本人の駐在員が襲われて大けがをしたことがありました。日本では深夜歩くことに抵抗がなく、バンコクは治安が良いと聞かされていたので歩いてしまったのでしょう。バンコクでは、このような高級住宅街などで窃盗などが頻繁に起きています。犯人はこのエリアに住んでいる人たちはお金を持っているという認識があるためこのような事件が起こります。

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