大麻解禁になったバンコクのその後

 

タイでは2022年6月から規制薬物リストから大麻が除外されて、一般の家庭でも大麻が栽培できるようになりました。また、バンコクのスクンビットなどの歓楽街では大麻を販売するショップがオープンして西洋人などであふれていましたが、現在はオーバーストアとなりお客さんの数も少なくなっています。解禁直後のタイ政府はきちんと管理されているので問題はないと発表されていましたが実際のところはどうなのでしょうか。

タイの大麻中毒者の数

バンコクの大麻ショップに大麻を買い求めるのは外国人だけでなくタイ人もいます。その結果、大麻が解禁になり半年経過した 2022年の12月ではタイ人の大麻中毒は4倍になったと発表されています。この結果は、自由に大麻が買えるのでその通りの結果になっただけですが、心配なのはそのために犯罪が増えることです。大麻の価格はタイ人にとっては決して安くはありません。富裕層であればお金の問題はありませんが、そうでない人は大麻を購入するための犯罪や、大麻ショップそのものを襲う場合もあります。これはタイ人に限らずたくさんの外国人が訪れるバンコクなのでこのような犯罪がタイ人だけでなく外国人まで波及することが考えられます。

大麻販売の外国人への影響

大麻販売はバンコクの外国人にはどのような影響があるのでしょうか。

タイに訪れる外国人は国が様々で、大麻の規制も国によって異なります。そのような中で大麻ショップはナナやパッポンなど西洋人観光客が好むエリアにありますので、国はわかりませんが西洋人が多く訪れているようです。大麻を購入する外国人はタイだからと言う事で利用しているのかもしれません。
一方で、日本人など東アジアの人たちが購入するのはほとんど見られません。日本の法律では、国外においても大麻を栽培、所持などをした時には処罰の対象となるとされています。日本に持ち帰らなくてもタイで保持してそれが判明したときには処罰されることになりますので、決して手を出さないことが賢明です。

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