シラチャはバンコクの東南150kmほどのチョンブリ県の中央に位置しています。シラチャの近辺には大きな工業団地があり多くの日本企業も進出しています。工業団地まではバンコクからは通勤に時間がかかるため、そこに勤務する日本人がシラチャに住むようになり、日本食レストランやバーも数多くあり、日本人たちで賑わっています。
シラチャでのコロナ感染
タイでは数カ月の間、国内でのコロナ新規感染者が発生していない日が続いていましたが、2020年の12月にバンコクの西側のサッムトサコーン県のマハチャイ魚市場で大量感染し、その影響でバンコクやほかの県にも感染が拡大し、チョンブリ県でも感染者が確認されています。その中でシラチャでは日本人の複数感染者が見つかり、50人ほどの日本人が感染していました。原因は、カラオケバーで働く女性が感染しておりその店の従業員ほぼ全員が感染し、日本人男性もこのカラオケバーを利用して感染し、その後他の日本人たちに感染が拡大したようです。
コロナ感染した日本人の対応
感染した日本人は、行動履歴を説明し会社や利用したレストランやショッピングセンターを同じ時間に利用した人の検査をするとなんと50人もの日本人が感染していたことが分かりました。風俗店のカラオケバーを利用していたことは、あまり他の人には知られたくない事ですが、万が一この男性がこの店を利用していたことを黙っていたら、より多くの人に感染が拡大していたのではないでしょうか。
タイではコロナによる影響で、さまざまな所に弊害が出ています。カラオケバーのような風俗業を含む外国人相手の仕事は顕著です。コロナの感染が拡大すると、カラオケバーなどの風俗店は真っ先に営業停止となり、仕事を失った人たちによる犯罪の例もありますので、巻き込まれないよう注意が必要です。
弊社は、コロナを治療することはできませんが、コロナの影響でトラブルに巻き込まれた場合は、ご相談ください。
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