タイに住む日本人が不便に思うこと

タイの日常

タイに在住する日本人の人数は約10万人と言われています。そのほとんどがバンコクや周辺の街で暮らす駐在員と家族です。バンコクの日本人の人口はアメリカのロスアンジェルスに次ぐ世界2番目で、日本人向けのコンドミニアムやスーパーマーケット、レストランがあるので、日本と同じような生活ができると思いますが、日本とは異なる不便さがあります。
ではタイで暮らす日本人が思う不便さとはどのようなことがあるのでしょうか。

英語が通じない不便さ

タイで暮らす時に感じる不便さは英語が通じないことです。日本人も英語が理解できる人はあまりいませんが、観光でタイに来た時にタイ人で英語を話せる人が多いと感じるかもしれません。それは、外国人旅行客相手なので英語が話せるだけで、タイ人の社会に入ると英語は殆ど通じません。バンコクなどの都市部では比較的英語で案内している場合もありますが、地方の街に行くと交通機関の行先や食堂のメニューもタイ語のみの表示で、ホテルのレセプションでも英語が通じない場合もあります。タイで生活する上ではある程度のタイ語を理解することが必須になります。

未整備のインフラ

タイの首都バンコクの人口は約750万人と言われます。これは日本の大阪府よりも若干少ない人口ですがインフラの整備が日本と比べるとだいぶ劣ります。一つは交通機関の都市を走る電車で、バンコクでは高架鉄道と地下鉄があり延長や新しい路線の工事が行われていますが、まだ十分とはいえません。未だにバスが主体なのでタイ語で書かれた行先を理解するのは大変です。また、排水設備が十分でなく雨季のスコールの後は至る所で冠水して大渋滞を引き起こします。

このようにタイで暮らしていく上では、言葉の問題とインフラ整備が日本人にとり不便に思うところです。

 

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