タイはアジア諸国の中で、韓国やシンガポールとともに学歴社会の国と言うことを知る人はあまりいないのではないのではないでしょうか。
タイには、バンコクのチュラロンコン大学と言う日本の東京大学の位置づけの大学があり、日本の京都大学と言われるタマサート大学が続き、大学のランク付けがされています。
これらの大学を卒業することで良い企業に就職でいるだけでなく、同じ企業に就職しても大学により初任給も異なります。タイでは、実力よりも学歴が重視される国です。
タイが学歴社会の理由
あまり知られてはないですが、タイは世界で一番身分制度が激しい国です。インドのカースト制度知る方は多いですが、タイがそれ以上と言うことは知られていません。
本人よりも家柄が重視されて、就職試験などでも親の職業まで聞かれるほどです。
このように、身分制度がはっきりとした国なので、学歴も同様に重視されます。
さらに、タイの高等教育ではこのような難関大学の入試に合格するのは難しく、バンコクの公立や私立の進学校などから多くの学生が合格しますが、塾への通学など多くの費用が掛かるので、地方の一般家庭などでは有名大学に合格するのはなかなか困難です。
したがって、有名大学に合格するのは富裕層の家庭からが多く、タイの富裕層と貧困層の格差は埋まらないままになっています。
このようにタイの社会は学歴イコール家柄と言う風潮が強く残り、本人の実力がありながらも社会では認められない人が多くいます。その中で生まれてくるのが努力してもむくわれないと思い、楽しく過ごす方が楽と言う風潮がタイにはあるので、貧困層から抜け出せない原因の一つとも言えます。
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